2014/06/01

井戸を掘った人を忘れない

いま僕は1週間後のいわて銀河100kmマラソン大会駅伝部門5地区の6.8kmを楽しく走るために練習している。これまでこんなに長く走ったことはない。

記憶に残る長距離は、高校のマラソン大会だ。マラソンといっても勿論マラソンじゃない。たぶん1~2kmくらい。季節は冬だと思う。その練習に校門出て明治通を南に、北参道交差点を千駄ヶ谷方面に左折、千駄ヶ谷を四谷四丁目へ、左折して新宿御苑横を校門まで。

どのくらい時間かかったか忘れたけど、いまのようなしっかりしたランニングシューズもないけどなんとかなるもんです。

この高校のマラソン大会で記憶に残ることは、同級のH君だ。彼は剣道部で、なんと防具をつけて、面はつけてなかったけど、竹刀を片手に時々手拭いで汗を拭いて走る姿が眼に焼き付いている。

そのH君を含む仲間で毎日トランプのナポレオンしたり、休日には麻雀したり、話ながら歩いて帰宅することも。その仲間はそもそも1年夏休みを控えたある日、それまで余り交流のなかったT君が、週末に雲取山に一緒に行こうと誘ってくれた。

T君は一年生部員二人の山岳部。ちなみに私は工芸部、名前は間違ってるかもしれない、これも1年生の部員は私を入れて3人。運動苦手、あの運動部の汗くさいのが苦手。
で、そのT君から声かけられて、数人。雲取山に登った。コースは、鴨沢バス停から登り、七ツ石小屋で1泊、翌日、雲取山、三条の湯によったかな。

このメンバーはその後も高水三山、尾瀬ヶ原、八ヶ岳、学生村のようなところで夏休みを過ごした。高校卒業後も、疎遠なメンバーもいたけど、新宿の中村屋のパブで飲み会なんかしてた。
去年の晦日に久し振りに奥さん同伴で食事会をした。

男どもは、いまでもジョンレノンばりのK君、多分いちばん社会人らしいH君(剣道部ではなくてテニス部の)、東大卒後に筑波で医者になった優秀なK君、それに小生、いつもの話、奥さん連中は数年ぶりでも全く関係ない、まるで毎日会ってる友人のように。あっという間に時間が過ぎる。

こんな仲間作りも、最初はT君だ。彼には感謝してる。僕の記憶に残る楽しい高校生活も彼が声をかけてくれたから。運動嫌いの僕が大きなキスリングを背負って、ただ黙々と登る。山歩きから離れた時期があったけど、また近くの低い山に登ってる。

話を元の駅伝に戻す。全国の小児科医仲間のML、これも10年以上続いてる。Line,twitter,facebookもなかったけど、今は死語となったBBSからメーリングリストに変えてずっと続いてる。

南は沖縄、北は北海道の小児科医、いずれも日本外来小児科学会のメンバーで、年次集会のWSの続きをしたい、毎日気楽にメールのやり取り、テーマは何でも、みんな顔見知りで、心から信頼してる仲間です。日本外来小児科学会がなければ、今の仲間にはあえなかった。

そのメンバーにはフルマラソン走るおっさんおばさんがいて、その一人、青森県のS君が、いわて銀河100kmマラソン大会の駅伝のメンバーを募った時に、誰でもいいと言うので、長距離初心者、前期高齢者でも大丈夫?と、聞いたら、OK、6.8kmの区間が最短。これに決めた。

さて、長距離走った経験もないけど、練習をどうするか?そんな時に、スロージョギングとヲーキングを短時間で繰り返すのが楽でいいとMLで知って、試した。

毎分180歩のジョギングを1分、120歩のウォーキングを30秒、これをセットに繰り返す。これだと1時間行ける。きっともっと行ける。なかなか毎分180歩は難しいけど、要は歩かずに小刻みに、いわゆる小走り。

実際に行けるかどうか、近所の公園まで1km,公園一周1.2km。これで4周するとなんとちょうど6.8km。この駅伝の区間のためにあるみたい。これを1時間くらいで行けた。

スロージョギングウォーキングインターバル走法だとずっと何処までも行けそうな気がする!(天津木村のように)。24時間マラソンの城島くんもこれでやれば簡単。

でも番組上は簡単じゃダメ、辛くないとね、たぶん。どうも辛いこともあったけど克服した英雄か。簡単に楽にこなしてはテレビドラマ的にはダメなんだ。

50年前の東京オリンピックのマラソンで優勝したエチオビアのアベベが、ゴールした後も 俺まだ走れるよ!的な動きはとても印象強く記憶にある。

勿論アベベとは雲泥の差だけど、いつかこれで100km突破したいな。途中脱落した時は電車で帰れる東海道なんかどうだろう。

2014/05/20

ユーザー車検 体験談

うちの奥さん。車を鮫洲の東京運輸支局に持ち込んで車検を受けました。
これが最初ではなく、もう何回か経験済みです。今日午前に済ませた持ち込み車検体験談です。

ネットから予約できるとのことだが、奥さんLINEするけどネット予約苦手で、あらかじめ電話して空いてる日を聞いて、だいたい平日午前がいいらしい。何年前か、最初に行った時は運転免許試験場に行っちゃったとか。

陸運局の駐車場に車を止めて、車の走行距離をメモし、車検証持って事務所窓口7番で書類を買う。この時に重量税も払う。自賠責保険は別に払う。書類と検査代金は合計2000円。必要なお金は、検査代金と申請書類代金が2000円で、これに重量税、自賠責保険。それから自動車税納税証明お忘れなく。

書類に記入して窓口へ、何時頃検査できるか確かめて決まると、何番レーンで待つかわかる。駐車場に戻り、車を指示されたレーンに並んで待つ。ちょうどフェリー乗場みたい。

順番が来ると、検査官の指示でスモールライト、フロントライトつけて上向き下向き、ハザードランプ点滅、左右ウィンカー、ブレーキランプチェック。ボンネット開けて、エンジンルーム視診。

前の建物、大きな倉庫のよう、に進む。その後は前面に表示された指示通りに操作する。まず、ライトを上向き下向きで光軸のブレチェック。

次にアクセル踏んで、メーターで40kmを維持、そのままでパッシングライト2回、ブレーキを踏み停止。ニュートラルにして、車が左右に揺れる、サイドブレーキチェック。

前進、排気ガスチェックは、車を停止アイドリングで、車を降りて排気ガスチェックの端子を自分でマフラーに挿入。OKで、書類を機械に入れると印字される。

最後は、検査官が地下から車を見上げて、ところどころハンマーで叩いてチェック。ジャッキアップの代わりですね。機関車や飛行機も叩きますね。打診は重要です。OKで印字を受けて、検査場を出る。

出た所で書類チェック受けて、駐車場に車を止めて、書類を窓口6番へ。5分くらいで車検証貰って帰宅。

予約してなかったので、9時ちょっとに到着して、車検証受け取ったのは11時過ぎ。時間に余裕のある人向けですね。ちなみに奥さんの車は10年以上の年代物です。

これなら自分でやってみようという貴方へ、、上記の記載内容に誤りがあるかもしれませんので、あくまでも自己責任でセルフ車検に挑んでくださいね。

学生のバイトなんかにどう?

2014/05/16

町の開業医にとってコピペやパクリは重要

世界最先端の研究論文にコピペがあったとケンケンガクガク、ネット、TVが賑やかになりました。

最先端の研究事情を知らない私にとって、世の中、コピペ、パクリは常識ですね。コピペ、パクリを繰り返して、世界中の国々が発展、進歩?してきたし、これからもそうだと思います。

芸術の分野でも、政治経済、あらゆる分野で、原始時代から人類が生きながらえて、これまで繁栄したのは、このコピペ、パクリで素早く変化できるからでしょう。

動物や植物も変化しますが、何万年で変わるというスピードです。ですから、明治生まれのおじいちゃんの頃はカラスは地面を這っていたけど、最近空を飛べるようになった、なんてことはないのです。

私自身が身を置く小児医療において、まったく新しい治療法、宝樹先生独自の画期的な治療法Xは、むしろ危険であり、悪い結果をもたらす詐欺かもしれない。だって、相手の人は100人いれば100人それぞれに体質が違う(ここでいう体質は遺伝的素因)。

そこで、新しい、画期的な、あるいはこれまであまり知られてない治療法Xを実践するには、
第一段階:まず少人数で試してみて、大問題がないか調べる。
第二段階:より多くの人に試してみて、大問題がないか?これまでの方法Aと比べて明らかに効果があるのか?を調べる。
第三段階:広く広報して、更に多くの人に用いて、問題がないか継続的に調査する。

という団塊を踏むわけです。

画期的な治療方法や、他の先生がやってない、貴方だけに秘密の治療法教えます!なんてのは神の技か詐欺です。で、神の技なんてそんなに転がっていないので、ほとんど詐欺です。

分かりやすい例をあげますね。

私は平成3年に開業するまで、大学病院に勤務し、主に新生児診療をしてました。緊急のハイリスクお産があると聞けば、分娩室、手術室にも出入りする生活でした。

で、その勤務医時代。まだ卒後2~3年のペーペー。冬の土曜日。午後というのにグダグダと小児病棟にいたら、ベルギー人医師が見学にきたので、案内してくれ、と上司から言われました。英語苦手は小生。

冬、病棟にベルギー人の医師(WHO所属)が。私中学英語で応対。乳児室。嘔吐下痢点滴中の赤ちゃん大勢入院。元気に泣いて賑やかな部屋。

Dr.「この子らは飲めないのか?」
私「いえ、飲める」
Dr.「なぜ点滴?飲めるなら点滴無用」
私「えっ、吐きますが?」
Dr.「点滴を飲ませればいい」
私「飲ませると下痢がひどくならない?」
Dr.「1日の維持に出る分を足して飲ませればいい」
私「その計算で点滴してる」
Dr「なぜ口からでなく、点滴する?」
私「...」
Dr.「Nelsonのテキストはあるか?」
私医局から持っていく。
Dr.「Pathophysiology of Body Fluids and Fluids Therapy 読んだか?」
私「卒後、指導医にこれを読め、分からないことがあれば質問するように、言われて読んだけど、、」(読んでも実践しなければ読んでないのとおなじことだ)
Dr.「飲めるなら、計算して点滴するものを飲ませなさい」
私「それはどこに書いてある?」
Dr.「バングラディッシュなどのコレラ治療に使ってる。さっきの子どもはコレラじゃないが、起きてることは同じ。君は自分の子どもが点滴でも、自宅で飲ませても同じと知って点滴したいか?」
私「...」
Dr.がその後、英語のよく分からない私に確か2時間以上もかけて説明。

Dr.にこっと笑って、ランチを終えて、、帰っていった。そこで、ペーペーの小生、しかし週に午前2回の自分の外来で診察した嘔吐下痢の子は、原則入院させずに、あらかじめ作った処方を家族に作らせて飲ませることにした。当時携帯電話もない時代で、午前見て、指導して、午後再診(受付通さなかったので、病院の収入にはならず。私の貴重な経験となる)。私の指示する入院が減った。処方内容も、ソリタ-T顆粒2号主体に。

感染性胃腸炎(嘔吐下痢症、ロタ、アデノ、ノロウィルスが多い)。発熱、嘔吐、下痢の組み合わせ。典型例は突然の嘔吐(数時間~1日くらい)、あい前後して水様下痢(米のとぎ汁のようなものあり->昔、仮性コレラと)。体から水と電解質(塩分)がでてくので、補う。出る=飲むの帳尻合せ。

吐いても飲める、飲む意欲があるなら、口に点滴するイメージで飲む。何を?ポカリスエットでは塩分が薄すぎる。WHOが勧めるORS(Oral Rehydration Solution)は発展途上国の下痢嘔吐脱水による死亡を減らす目的で作られたが、コレラだけに効果があるという訳じゃない。

ソリタ-T顆粒2号(1包4gを白湯100mlに溶く)。電解質(mEq/L)はNa=60,K=20,Mg=3,Cl=50,PO4=10mmol/L,クエン酸=34mEq/L、13Kcal。脱水程度が軽~中等症(強い抹消循環不全がない)に、ORS飲ませる。

嘔吐下痢でORS、O製薬OS-1?、しかし安く、自宅で母親が作れるもの。食塩小スプーン1匙4g+100%リンゴ果汁200mlに白湯加えて1Lにしたもの、メモ渡す。味噌汁+重湯+梅干もNa、炭水化物、クエン酸を含み良い。昔のおばあちゃんの知恵は素晴らしかった。水分と言うだけじゃダメ

吐いても飲める、飲む意欲があるなら、口に点滴するイメージで飲む。何を?スポーツドリンクでは塩分薄すぎる。WHOが勧めるORS(Oral Rehydration Solution)は発展途上国の下痢嘔吐脱水による死亡を減らす目的で作られた。

WHOのORS詳細はこちらから読めます。

うちにみえる嘔吐下痢にはORSでほとんど点滴無用。さらにロタウィルスワクチンの効果で患者さんそのものが減ったし。

というわけで、古い医者が全て遅れてるとは言わないが、こんな、今ではあたり前のことも、ちょっと前にはベルギーと日本ではこんなに差があったのだ。

私が卒業した73年には、嘔吐下痢なら、まず入院して経口摂取禁止して点滴、その6~12時間後から少量の2倍希釈乳を飲ませて嘔吐なしを確かめて、ゆっくり増量して、体重相当の摂取を確かめて離乳食~幼児食を食べて退院。きっと私が卒業した頃の日本の赤ちゃんの嘔吐下痢は重症が多かったのだろう、とか、、。

でもね、そのほんの2~3年後には私自身がORS効果を実感できたので、、ただ単純に医療情報が末端の研修医、さらに大先輩にも届いていなかった、あるいは嘔吐下痢の治療に関心がなかったと想像します。多分、いまになって思えば嘔吐下痢の治療に関心がなかったのでしょう。

2014/05/14

SMSとSkype

数少ない海外の友人が仕事がらみで来日。

週末は小生も箱根だったし、彼も忙しいので、昨晩8時過ぎに会った。平日酒は飲まないので、コーヒー好きの国民性もあり、ブラックコーヒー飲みながら話は尽きない。

彼はグルテン不耐症?なので、つまみも煎餅、あられのような米菓子やチョコ。お互いに子どもがまだ小さい頃、幼稚園にご飯の代わりにお煎餅を持ってきたので、彼の子は一躍人気者になった思い出がある。話はつきなかったけど、あっと言う間の3時間。お互いにおみやげ交換して、暑くて脱いだ上着を渡し、玄関でお見送り。日本語達者なので、電車で慣れた宿舎に帰る。

と、部屋のテーブルの足元に黒い革製ブリーフケース。重い。開けたらノートPC。彼の仕事に必須のものでしょう。さっそく電話連絡とかけたら、繋がらない。そこで、自宅(海外)の奥様に電話、これも何か@@@@語のメッセージでよくわからない。しかたないので、奥様にメールして旦那の携帯電話番号を尋ねたら、変わっていた。旦那のメールは不在通知が帰ってきたし。

今朝、早くSMSを旦那に送って、出かける前に電話して、診療開始前に落ち合えた。

で、SMSだけど。僕のNEXUS5からGoogleのハングアウトで送ると、保留になったので、Skypeで送った。SkypeはMSになって、なんと残っていたクレジットが再度有効になってラッキー。で、電話はSmartalkでは繋がらない国番号なので、Skypeで電話。全く問題ない。海外へのSMS、通話安い。いい時代、いい経験だ。


2014/05/03

休日診療所、昨日は医学部同期会

渋谷区休日診療所9-14時小児科担当でした。

小児科は9時には受けつけ0で、ポツポツと。5時間で12人。おだやかな外来でした。外は暑いのに子ども厚着、重ね着でバギー内で三方を塞がれて熱が下がらないって、着せすぎじゃない。裸でもいいくらい。

内科の先生のところには外国人が受診され、英語で対応されました。これから増えるでしょうね。英語達者な看護師さんについて欲しい。私がやるとめちゃくちゃ時間がかかりそうです。英語苦手と言うと当番から外れるかも、甘いか(笑)

ちょっと腹ごしらえ。バカのひとつ覚えのアボカドバーガービーフ。これなら2個でもいける。

そうそう、昨日は医学部の同期会でした。六本木の洒落たタワーの眺めのいい部屋で、30人位集まりました。ひと目で誰と判るものと、いったい誰?も。それはお互いさまですね。私はちょっとサボってた。73年卒なので、もう40年医者やってる。

40年ぶりに、ずっと気になっていた案件を済ませました。それは、解剖学の講義ノートを借りた才媛、彼女に借りたノートを返そう返そうと、、でも返す前に引っ越しの荷物に紛れて紛失しちゃったのです。彼女は大笑いして許してくれました(笑)。

顔を見て、誰とわかると思い出すのは学生時代のエピソード。まず集合時間に写真を撮影。平日は飲まないけど、こんな時はワインも。永久まとめ役のH君から、ご指名で小生乾杯の音頭。なんでも最近の出席率が低い小生が乾杯の音頭。これで、顔と名前をみんなに思い出してもらったでしょう。

この同期会はパートナー参加可で、うちの奥さんも出席。はがきの案内を見て、参加したいと。前から参加できたのに、始めて知ったとちょっとお冠でした。それでも、テニスの話しなんかで一気に溶け込み、小生よりよっぽど社交的なカミさんは本領発揮でした。立食だったけど、食事はそこそこにお喋りであっという間に時間ぎれ。来年の再会を約して散会。ちょっとワイン飲み過ぎて帰宅後バタンキューでした。

2014/04/23

MRワクチン打って、麻しん風しん完封だ!

2006年4月から日本でもMRワクチン(海外ではMMR)2回(1歳、就学前)となりました。MRのMは麻しん(Measles)のM,Rは風疹(Rubella)のR。ちなみに海外のMMRの2つ目のMはおたふくかぜ(Mumps)のMです。

ひょんなことから、有志小児科医でMRワクチン接種を進める広告を出そうと話がまとまりました。

それというのも、野球好きの仲間、贔屓のチームは異なれど、野球大好き。観戦した時に、この東京ドームに広告出すのはいくらかかるかな?仲間の一人O先生が千葉マリーンズのスタッフと話がついて、有志小児科をMLで募って募金して、千葉マリーンスタジアムに広告を出しました。

当時はバレンタイン監督だったかな。3塁側ダッグアウト上で、ここなら選手交代などでTVに映るチャンスも多いと。というより、他は高かった(笑)

2006年千葉マリンスタジアム

2007年はもう皆さん忘れたかもしれませんが、大学、会社員などを中心に麻しんが大流行しました。

大学は休講、大学閉鎖、会社も対応に追われました。というのも、1年前から麻しんワクチンは2回接種になったのですが、それはあくまでその時の赤ちゃんがこれから2回接種なのであって、1回の年長児~成人が大勢いたのです。高校の修学旅行生が海外で麻しんを発症して、ホテルに監禁され、予定通りに帰国できなかったり、ちょっと、ほんとにちょっとだけ話題になりました。

大学生で抗体検査を受けないと教育実習に小中学校に行けないと言われたり、ワクチンを受けたいのに急にはできないと言われて、他県からたからぎ医院にも大勢見えました。ワクチンを受けていても大学が休学になれば勉強の機会が損なわれます。

当然のことですが、麻しんが大人で流行るんだから、風しんだってね!と思った小児科医は大勢いたと思います。ましてや国内の感染症情報をくまなく手元にある専門家には当たりまえのことでしょう。しかし、2013年風しんが成人で大流行、いまだに続いてます。

それはともかく、2007年の麻しん流行の時の対策は以下のようなものでした。

国の示した指針

1.とにかくワクチンしましょう!
しかし、ワクチン不足が予測されるというので、

2.検査して抗体のない人にワクチン打ちましょう!
検査試薬不足で、そもそも診断に必要な検査が遅れる事態に、など混乱しつつ次第に関心も薄れて静かな日々に戻りました。

そんな2007年のワクチン接種キャンペーン広告は、このキャンペーン事務局を担当した、千葉の小児科医(出身は広島、カープファン)、広島市民球場に出したいと。Gファンの小生は複雑な心境でしたが、東京ドームとでは費用が違うし、と、納得。
2007年広島市民球場
多くの全国有志小児科出資。広島市民球場のレフト側上段に出した。「さだまさし」コンサートでも、さださんは、、あれは何だ!?と指差してくれ、コメントされた。これも仲間の小児科医Mが偶然いつもの飲み屋に行ったら、さださんがおられて、さださんにワクチン広告の話しをしたら、コンサートで指さしてくれた。NHKのライブ映像で見ました。さださん、ありがとう。戦争も悲惨だけど、予防できる方法があるのだから、ワクチンを受けようと。飲み屋で偶然さださんに合うなんて強運ですね。ちなみに私もだいぶ前に大阪の学会の時に堺市の友人と彼行きつけのバーで当時南海の杉浦監督とあったことがあります。

その後、球場だけでなく、市内電車にも広告を出しました。
2010年広島市電車内広告
2013年、昨年は主に成人男子の風しんが大流行し、風しん免疫のない妊婦が罹患して先天性風疹症候群(CRS)の赤ちゃんが大勢産まれた、と、過去形で書いたが、妊娠初期に罹患して、半年以上あとに、生まれてくる赤ちゃんがCRSと判明するので、2013年はCRS児数世界ワースト3に入ったが、2014年もワースト10に入るだろう。日本は本当に先進国なのか?!ワクチンという有効な道具があっても使わなければダメだ。2007年の成人麻しん流行の教訓が生かされてない。でも、嘆いていても始まらない。あらゆる手段を通じてワクチンを知ってもらい、接種するのだ。
2013年マツダスタジアム


2013年マツダスタジアム

そして、今年2014年も広告を出した。他のどんな方法よりも有効なワクチンを受けて欲しいから。多くの医師の、小児科医の願いです。




世界は、日本とポーランドに旅行する時に風疹に注意が必要と警告をだしてます(こちら)。短時間滞在の旅行者にも警告が必要な事態です。日本在住の皆さんはワクチンを受けて、ワクチンを受けることのできない妊婦、赤ちゃん、免疫不全の患者さんを麻しん風しんから守ってあげてください。もちろん、貴方自身も守りましょう。

マツダスタジアムにでかける機会はありませんが、広告を見たらTwitterやFacebookで一言コメントして貰えれば、とても嬉しいです。
@takaragi
https://www.facebook.com/shinri.takaragi

2014/04/14

週末の高尾山と自炊

週末は名古屋で学会があるのに、遅い花見に高尾山に登りました。土曜午前の診療を終えて、軽い昼食、ゆで卵、ハム、サラダ、豆乳、りんご、取って、恵比寿>新宿>高尾山口。

プラットホームから見える桜の木は満開。ちょっと遠くに緑の中にも薄いピンクというより白、あるいは肌色、いや桜色だ、山頂の様子が眼に浮かぶ。

自動販売機で500ml水ペットボトルを購入。なにしろ急に思い立ったので、靴は普通のスニーカー、Yシャツに上着で帽子もない。ちょっと散歩といった風体。でも、荷物も連れもないので、自分のペースで登る。

高尾山ハイキングコースはこちら
久しぶりに1号路を登った。ここはたまに業者の車に抜かれたりする。



山頂

高尾山頂

下山後高尾山口駅まで

そのまま新宿行きに乗り1時間、山手線混んでる。再び混雑の中に。もっとも高尾山も結構人が多く、外国語が飛び交う。夏は山頂のレストランがビアガーデンになり、遠く新宿の高層ビル街が見えるらしい。

高尾山は昼過ぎにでかけても楽しめる。これからも登るな。

恵比寿に帰って中古ノートPC(Windows7Pro:1.8万円)をイジって設定後帰宅。

あと3日間自炊で、大部慣れた。とにかく糖質制限してるので、ご飯を炊くこと無く、スーパーで肉と卵とトマトとキャベツ買ってきてとにかく単純にフライパンで焼く。週末限定でアルコールは、片付けたらでてきたチリの赤ワインハーフボトル、デコポン。チリワイン上手い。明日は焼き鳥にしようと考えたけど。

奥さん不在で自分で作ると時間も手間もかかる、かみさんの有り難みが身にしみる。2匹のマルチーズには餌、トイレ、水を、また玄関周囲の花や木には水やりを忘れずに、と、あちこちにポストイットのメモが貼ってある。言われただけでは忘れちゃうから、これはけっこういいアイデア。

昨日の夕食は、旦那が休日出勤で次女がWIndows8の使い方を知りたいと、ノートPC持参。夕食付き合ってくれてファミレスでステーキ食べた。もちろん私がご馳走した。Windows8慣れるまで時間がかかると思うけど、MS-DOSからWindows3.1だって慣れるまで時間が掛かった。慣れてしまえば、今度はWindows9?の時にまた慣れるまで、か。前期高齢者の身としては次の更新の時にどうなっているかな。もちろん、見たいし、触りたいし、試したい。なんだって慣れれば楽しい。

iPhoneでた時にスクリーンをタッチ、横にスワイプ?漢字入力も面倒なんて声もあったけど、いまはみんな慣れた。Windows8だって、Androidだって、iOSだって、画面を直接指で触れて作業できるのはマウスより簡単にターゲットを捉えられるし、それこそ慣れれば便利。もちろん、キーボード入力のスピードは重要です。音声入力の検索など試してないけど、バッテリが長持ちするなら使ってみたい。

でも、一番助かるのはGoogleMapのNAVI。これほんとに助かる。街は生き物。ランドマークのビルが突然消えたり、変わったり。この無料GoogleMapのNAVIはめちゃくちゃCP高い。

海外にでてもレンタルWifiルータでiPhone(機内モードにしてWIfiのみ設定)と僕のNexus5はLINEでチャットも無料電話もできる。凄い時代、便利で助かります。こういう物は新しいに限る(笑)