12/31の記事に「インフルエンザワクチンを除くワクチンで、今年、たからぎ医院で一番接種本数が多かったのはB型肝炎ワクチン」と書いた。他のワクチンは?
他のワクチンについても調べてみた。単純に接種数をグラフにした場合、うちに見える患者さんの増減に影響を受けるはず。そこで、小さな子どものワクチンで標準的なDPTまたはDPT-IPVに対する接種数の比率を調べた。
DPTは標準で4回、B型肝炎ワクチンは3回、水痘およびおたふくかぜワクチンは1回(近年2回を勧めてる)なので、B型肝炎ワクチン数は4/3を乗じて、水痘およびおたふくかぜワクチン数は4を乗じて、DPT接種数に対する比率で現した。つまり、1ならDPTと同数であり、1より小さければDPTより少なく、1より大きければDPTより多数接種したことになる。
渋谷区では2010年4月より水痘およびおたふくかぜワクチン接種費用の一部助成制度を設けた効果もあり、小児科学会も勧める水痘、おたふくかぜワクチン2回接種を希望される保護者も増えてきたので、2010年以降の水痘、おたふくかぜワクチン接種数は伸びている。
定期接種になれば、遠方からたからぎ医院を訪れる患者さんも減るので、早く定期接種して欲しい。ワクチンは地元で受けるのが最善です。
海外では標準の、国内でも多くの医師が勧めるB型肝炎、水痘、おたふくかぜワクチンをぜひ受けてください。
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