これといった目当てがあるわけじゃ無いけど。そうだ、床屋。一駅歩いて、商店街の中にある。そこはBGMが流れてるけど、なんと、いわゆるオールディーズだ、それも結構渋い、ONE FINE DAY、シフォンズという女性4人組、63年、僕は中3、作詞作曲はあの、キャロル・キング、ジェリー・ゴフィン夫妻。
この二人の曲には多感なお年頃の僕はもう夢中だった。メロディーはもとより、その歌詞、もちろん英語だけど、辞書片手に訳して、ボーイミーツガールみたいな、ドキドキした。音楽の話はきりがないからまた。
WBC見てる。BSで大谷見てるけどほんとに打つ。一昨日のチェコで思い出した。チェコといえばスメタナ、わが祖国、モルダウ、高校同級のSくん。
高1の時の合唱コンクール、モルダウ、滝廉太郎の花の2曲。うちのクラス指揮者は合唱部?のSくんだった。練習も厳しかった。僕はバス?バリトン?今でもそのパートの音階は覚えてる。歌詞はうろ覚え忘れた。
Sくんは下校時、新宿駅ホームで、彼は各停中央線中野方面、僕は山手線内回り。南口改札からホームへ降りたら、彼が向かいのホームから大声で「さようなら!また明日!」なんて叫ぶんだ。幼稚園児か?恥ずかしくて背中を向けた😅思い出すことってこんなことだね。あっ、それから、牛乳瓶の底のようなメガネも。
彼は東大薬学から製薬メーカーへ。長いことご無沙汰だったけど、もう20年以上前からクラスの仲間と時々新宿の中村屋で一杯、馬鹿話。中村屋はカレーが有名だけど、上の階にラウンジ、ボトルをキープできて数人がくつろげるスペースがいくつか。
そこに月一くらいのペースであって昔話、その時々の話を取り留めも無く延々と。閉店までいても終電には間に合う。歌舞伎町と違って安心。学生時代には酒ダメだった奴も会社付き合いで飲み始めたとか。会社辞めて海外支援の組織とか、放送業界とか。面白かった。
あの牛乳瓶の底の眼鏡のS君、いまはいない。
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