沖縄県の麻疹がなかなか収まらない
きっかけは台湾からの旅行者、既に発熱してた、仲間とレンタカーで観光中に入院して麻疹と診断されたのが3月。
その後、彼らの訪問先から麻疹患者がみられ(二次感染)、さらに感染ルートのつかめない3次感染も確認された。
GW前に収まればいいね
飛行機であっという間に移動できる現在、離れてるからと安全とも言えない。
一歳、就学前(5〜6歳)は定期接種として麻疹風疹(MR)ワクチンをお近くの医療機関で受けてください。
定期接種を受けてない、あるいは年長者でも麻疹ワクチンを受けてない、或いは小学生以上で一回しかワクチンを受けてない方は少なくとも一回、小学生以上では2回受けてください。
麻疹は感染力が強く、1人の麻疹患者は10〜16人に感染します。インフルエンザが1人から2人に感染させる事と比べても、麻疹の感染力の強さがわかります。
麻疹は発病すると死亡率も1000人に1人と高く、脳炎、肺炎、中耳炎など起こします。回復しても10年後くらいに神経症状を起こして亡くなるSSPEを発病して亡くなることもあるとても恐ろしい病気です。
一時麻疹ワクチンの不足が問題でしたが、現在は流通も回復しています。
是非、麻疹ワクチンを受けてください。麻疹単独のワクチン入手が遅れるなら、麻疹風疹混合ワクチンを受けてください。
なぜなら、麻疹ワクチンを必要な人は風疹ワクチンも必要なことがあり、風疹の免疫があっても風疹ワクチンを受けて害は無いからです。
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